wsl bash .bashrc 許可がありません 対処

WSL Bashで「.bashrc 許可がありません」エラーの対処方法

WindowsのWSL Linux Bashで".bashrc 許可がありません"エラーが発生した際の対処方法について解説します。再起動後に.bashrcが実行されない原因とその解決策を詳しく説明します。

Shou Arisaka
1 分で読める
2018年8月17日

Windows Subsystem for Linux (WSL) のBashを使用している際に、“.bashrc: 許可がありません”というエラーが発生することがあります。このエラーの対処方法についてメモを残します。

問題の概要

Windowsを再起動してからBashを開くと、.bashrcファイルが実行されないことがあります。以下のコマンドでファイルの権限を確認すると、なぜか権限が消えていることが分かります。

$ ls -al ~
合計 124
drwxr-xr-x 1 yuis yuis  4096  8月 12 07:50 .
drwxr-xr-x 1 root root  4096  9月 30  2017 ..
drwx------ 1 yuis yuis  4096  3月  6 00:39 .aptitude
-rw-rw-rw- 1 yuis yuis 28823  7月 12 22:45 .babel.json
-rw------- 1 yuis yuis 13920  8月 12 15:03 .bash_history
-rw-r--r-- 1 yuis yuis   220  9月 30  2017 .bash_logout
---------- 1 yuis yuis  5272  8月 12 04:32 .bashrc
-rwxr-xr-x 1 yuis yuis  5272  8月 12 07:50 .bashrc.bak

このように、.bashrcファイルの権限が消えているため、エラーが発生します。

対処方法

  1. ホームディレクトリに移動する

    cd ~
  2. .bashrcファイルの権限を変更する

    sudo chmod 755 .bashrc
  3. Bashを再起動する

    bash

これで権限が正しく設定され、新しくBashを開いた際に.bashrcが正常に読み込まれることを確認できます。

まとめ

再起動後にWSLのBashで”.bashrc: 許可がありません”エラーが発生する場合、.bashrcファイルの権限が消えていることが原因です。上述の手順で権限を修正し、Bashを再起動することで問題を解決できます。

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Shou Arisaka 2018年8月17日

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