Google DriveをUbuntuにマウントすることで、Google Drive内のファイルやフォルダをローカル環境から直接操作できます。本記事では、Google Drive Ocamlfuseというツールを使用して、Google DriveをUbuntuにマウントする手順を解説します。
1. Google Drive Ocamlfuse のインストール
Google Drive Ocamlfuseは、Google DriveをFUSEファイルシステムとしてマウントするためのオープンソースソフトウェアです。以下のコマンドを使用してインストールします。
sudo add-apt-repository ppa:alessandro-strada/ppa
sudo apt update && sudo apt install google-drive-ocamlfuse
インストールが完了したら、初回のみGoogleアカウントへの接続を許可する必要があります。
google-drive-ocamlfuse
ブラウザが自動的に開き、Googleアカウントへのアクセス許可を求める画面が表示されます。許可を与えると、Google Drive Ocamlfuseが認証トークンを取得し、設定が完了します。
2. Google Driveのマウント
Google Driveをマウントするディレクトリを作成します。ここでは、ホームディレクトリにgoogle_driveというディレクトリを作成する例を示します。
mkdir ~/google_drive
作成したディレクトリにGoogle Driveをマウントします。
google-drive-ocamlfuse ~/google_drive
これで、~/google_driveディレクトリ内にGoogle Driveの内容が表示され、ローカルファイルと同じように操作できます。
3. アンマウント
Google Driveをアンマウントする場合は、以下のコマンドを使用します。
fusermount -u ~/google_drive
以上で、Google Driveのマウントとアンマウントの手順は完了です。
まとめ
Google Drive Ocamlfuseを使用することで、Ubuntu上でGoogle Driveのファイルやフォルダを簡単に操作することができます。バックアップやファイルの同期に便利でおすすめです。