Rubyのバージョン管理は、プロジェクトごとに異なるバージョンのRubyを使用する際に便利です。Windows環境では、Unix系で広く使われているrbenvやRVMが直接使えないため、代替ツールを使用する必要があります。ここでは、uruとpikという2つのツールを紹介します。
rbenv
rbenvは、主にUnix系OS向けのRubyバージョン管理ツールです。Windowsでは公式にはサポートされていません。そのため、Windows環境では他のツールを使用する必要があります。
uru
uruは、Windows環境でRubyのバージョン管理を行うためのツールです。軽量でインストールが簡単です。
uruのインストール
- uruの公式サイトから最新のバージョンをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを解凍し、
uru_rt.exeを含むディレクトリに移動します。 - コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します:
注意:uru_rt admin installuru_rt.exeと同じディレクトリから実行する必要があります。そうしないと、以下のエラーが発生します:[ERROR] must install from same directory as uru_rt.exe
pik
pikは、Windows用のRubyバージョン管理ツールです。古いツールではありますが、特定のバージョン管理には便利です。
pikの使用方法
- pikの公式サイトからインストール手順を確認します。
- Rubyのバージョンをインストールする際に、次のようなエラーが発生することがあります:
pik install ruby 1.9.3 There was an error. Error: private method `gsub' called for nil:NilClass
Rails Tutorial (3)
Railsアプリケーションのコントローラを生成・削除するコマンドの例です。
# コントローラの生成
$ rails generate controller StaticPages home help
# コントローラの削除
$ rails destroy controller StaticPages home help