Sublime Textは軽量で高機能なテキストエディタとして多くの開発者に使われています。本記事では、Sublime Text 3の初期設定方法と、日常的に使用する便利なショートカットキーを紹介します。
文字コードと改行コードを変更できるようにする設定
デフォルトでは文字コードの変更はできませんが、設定を変更することで表示が可能です。
設定ファイルを開き、userタブに以下の内容を追加してください。
// ステータスバーにファイルのエンコーディングを表示
"show_encoding": true,
// ステータスバーに改行コードを表示
"show_line_endings": true,
これでメイン画面の右下に文字コード設定が追加されます。
任意設定
以下は、特に便利な設定項目の例です。
未保存タブをハイライト
未保存のファイルをタブでわかりやすく表示する設定です。
// 未保存のタブをオレンジで表示する
"highlight_modified_tabs": true,
便利なショートカットキー
日常的に使用するショートカットキーの一覧です。
マルチセレクト
複数の同じ文字列を同時に選択し、一括で編集することができます。
使い方:
- 編集したい文字列を選択
Ctrl + Dを押す
例: 同一ファイル内の”hoge”を全て”fuga”に変更する。
矩形選択
複数行にわたるテキストの特定部分を選択する際に便利です。例えば、複数行の先頭に”#“を挿入してコメントアウトしたい場合などに使用します。
Ctrl + Alt + ↑ または ↓
単語の前後に文字を挿入
選択した単語の前後に文字を自動で挿入する機能です。例えば、hogeを選択し、"を入力すると、"hoge"になります。
画面を分割
作業効率を高めるために、画面を分割することができます。
Alt + Shift + 2, 3, 4
対象のIDやファイルにすぐにアクセス
指定したIDやファイルに素早くアクセスすることができます。
Ctrl + R
コマンドパレットを開く
コマンドパレットを開き、利用可能なコマンドを検索することができます。
Ctrl + Shift + P
ショートカットキー一覧
より多くのショートカットキーについては、以下の公式キー一覧をご覧ください。